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普通の日

急にガタガタと大きな音がして、それからみんなの携帯電話がピロピロと鳴り出した。デカい地震がくるんだ。と思ったけど、いや、もう来てるんだ、さっきのガタガタが地震だったんだっていうことに気付いたときには、もう揺れは収まって電車は止まっていた。

 

そんなに混んでないし、空調も止まってないから、車内はそれほど緊迫した雰囲気じゃなかった。みんな思ったより冷静に待っていたと思う。会社や学校が休みになったとか、なってないとかそんな電話をしたりしてなかったり、俺の会社は通常営業しているようで、なんだかなあと思ったけど、でも別に帰っても仕方ないし仕事行くかって思ったりしていた。

 

それにしても、3時間くらいは電車の中で待っていたと思う。最終的に安全確認ができたので線路に出て歩いて解散ということになったのだが、それがちょうど会社と家の中間地点でどっちにいっても1時間は歩かないと行けない場所だったから、どうするかなあなどと考えてみた俺はしかし、もう電車の中にいるときから会社に行くことに内心決めていたので、さっさと歩いて会社に向かって歩き始めた。途中で寄ったコンビニにミネラルウォーターが一本もなかったり、道に迷ったり、遅れて運行している乗ったこともないバスに乗ったりして結局1時間30分くらいかけて会社まで行った。

 

みんな普通に仕事してた。どっかの部屋の電気が壊れたとかなんとか言ってたけど、別にどうということもない雰囲気だった。まあ、そういわれれば、別にどうということもないのだがなと俺も思ってしまった。思ってしまったが、別に実際どうということもないのだから、取り立てて騒ぐ必要もないし、騒ぎようもなかった。

 

それがあの日の感想だ。